教えて!ボトックス注射

   

ボトックス注射は保険適用が可能?

ボトックス注射は美容整形等の美容分野で注目されている治療法ですが、脇などの症状で悩むという人等に対する治療方法としても注目されています。ボトックスはボツリヌス菌のつくるタンパク質から生成された薬で、汗腺への情報伝達を交感神経から遮断するという方法で、発汗量を少なくさせるという効果があるのです。ボトックス注射を脇の皮内に直接注入することで、多汗症の症状を改善させることができるということなのです。こうした治療では、あせ抑制の効果や持続期間には個人差がありますが、発汗抑制効果を維持するために4ヵ月以上の間隔で反復投与を行うようになります。
脇汗で悩む人にとって、自身の汗によって周りに不快感を与えているのではないかということはとても深刻なのです。このような治療で現状を改善していくことが可能なのであれば治療を受けたいという人もいると言えます。しかし、治療を受けるという場合に気になる点として挙げられるのが治療で保険適用が可能かどうかということではないでしょうか。治療で保険適用が可能なら治療費が3割くらいで済みます。ボトックス注射による脇汗治療では保険適用が可能なのでしょうか?
この点については重度の原発性腋窩多汗症のボトックス療法では健康保険が適用されるといわれています。体温調節に必要な量を超えるくらいの汗の量で、日常生活に支障をきたしている状態は腋窩多汗症と言われています。例えば、原因のわからない過剰な汗が半年以上前から脇の部分に出ていてそれが続いているという時で、両脇に同じくらいの汗が出るということや汗の量によって日常生活に支障が出ているということなどがあると原発性腋窩多汗症といわれるのです。
また、週1回以上脇にたくさんの汗をかくことがあったり、そのような症状が25歳より以前にはじまったという場合にもこの症状に当てはまると言われています。さらに、同様の症状をもつ家族や親戚がおり、睡眠中は汗はひどくないという場合も該当すると言われています。こうした症状があると日常生活において、行動を制限したり、精神的な苦痛を感じるということがあります。例えば、特定の服が着られなかったり、何度も着替えを行わなければならなくなったり、公共の場で人目が気になるということや対人関係に積極的になれなかったり、集中すべき場で集中できなかったりと言ったデメリットが生じてしまいます。こうした脇の汗によって耐えられないほど日常生活支障を感じ手いるという場合、重症の多汗症と判断され、保険適用によってボトックス注射による治療を受けることができるのです。
そのため、とても深刻な脇の汗で大変悩んでおり、こうした点に該当するという場合には保険を使って治療を行ってもらうことができ、負担が軽くなるということなのです。治療はまず、痛みを軽減するために2、3分脇を冷やし、片側づつボトックス注射を15箇所から15か所から20カ所に分けて注射するという方法で行われます。15か所から20か所と聞くととても長いように思われるかもしれませんが、時間は数分で完了するというものなのです。そして、その日は激しい運動を控えるということになります。
このように、脇の汗で深刻に悩んでいるという場合には、重度の症状が確認される場合、保険適用でボトックス注射による治療を受けることができるようになっているということなのです。悩みをそのままにしておくことで、精神的な苦痛が大きくなってしまう場合もあります。あまり思い悩んでしまうと良くありません。そのような時には病院を受診して相談してみるようにしましょう。そうすることで保険適用で治療が受けられる可能性があるのです。

ボツリヌス菌 , 副作用 , 原発性腋窩多汗症